焼成装置
窯の温度管理を行うのが焼成装置です。窯に差し込まれた熱電対(温度センサ)から電気信号を受け、安全確実に温度を制御します。
お客様のご予算、焼き方に応じて豊富な機種からお選び頂けます。焼成装置は特定の機種を除き、窯からの熱を避けるため部屋の壁面に取付けいたします。
サイリスタ等それ自体が発熱する制御部品もありますので、熱が篭らないよう焼成装置の外寸もある程度の大きさが必要となります。
TTHプログラム焼成装置 標準

- パターンを選択し、開始ボタンを押すだけの簡単操作です。
- 9パターンの入力が出来ます。変更可能な素焼きと本焼きの4パターンが入力されています。
- 1パターンに付き9ステップ入力できます。
※16パターン/16ステップにも変更可能です。 - 熱電対の差し忘れやヒーター断線時には異常を感知し、自動で制御を停止させます。
- ソリッドステートリレー(無接点リレー)を使用し、マグネット式の様な煩わしい音が出ません。
TTSプログラム焼成装置 タッチパネル

- TTHをより使いやすくしました。操作は液晶画面の表示に従い軽く触れるだけです。
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(操作画面)
TTEプログラム焼成装置 さらに高性能

- 窯の温度を上・中・下で計測し、3点の温度差を自動補正します。
- 3ヶ所の温度差は0になりますのでより均一な焼き上がりです。
- 制御にはサイリスタを使用、より細かな温度上昇が可能です。
TTCサイリスタ半自動焼成装置

- プログラム式と違い、窯の出力を0~100%で変えながら温度を上昇させます。
- 目標温度到達時の停止と保持(練らし)は設定により自動で行われます。
- ゼーゲルを使われる方や温度をご自身で管理されたい方におススメです。
※上記焼成装置には冷却用のファンが付いています。
※他にも記録計内蔵のものなど数種類ございます。
※機種によって感震装置を付ける事も可能です。
※焼成装置が無くとも手動で窯の温度を上げる事ができます。